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「日々のお弁当」の、気づかなかった素顔

前回 、記しきれなかったことをもう少し。
お付き合いくださいませ。

前回、「しげる君のお弁当箱」について、
書きましたが、
広島の平和記念資料館では、
もう一つ「お弁当」を見かけました。

妻が仕事に行く夫にあてたお弁当です。


              

892089.gif

岡原政太郎さん(当時49歳)は、
広島市内に勤めていました。

被爆後、妻のツネヨさん(当時38歳)は、
すぐさま市内にむかいましたが、
激しい火災のため入れず。
その後、救護所を片っ端から回るものの
夫の消息は得られませんでした。

1週間後、政太郎さんの勤務先の焼け跡を
掘り返したところ、
椅子に座った状態で骨が並んでおり、
右手を伸ばした先に政太郎さんのお弁当箱があった。

ツネヨさんは、お弁当を手がかりに夫の消息を知り、
夫の死を確信することとなったのです。


              



こうした「お弁当」を資料館で見ていて、
感じたのは、
これらがけっして「送別弁当」のつもりで、
作られたものではないということ。

明日が来ることを疑っていない、
明日がくることを信じて作られた、
「日々のお弁当」だということです。
(もちろん今の時代とは、緊張感はだいぶ違うとは思いますが。)


そうした日常が、唐突に、
一瞬にして、断ち切られてしまった。
その断面を、これらのお弁当は、伝え続けてきているということ。

そして、お弁当をはじめとする日用品は、
使っていた人の暮らしやぬくもりを感じさせるぶん、
より深いところに訴えかけてくる気がしました。



              


ひるがえってみて──
「今日も、またお弁当つくりか…」と、
ボヤきながら作る「日々のお弁当」は、
けっしてカッコいいものではなく、
時に怠惰で、ほめられたものではありません。
( あくまで、私の場合)


でも、明日を信じていて、
つなげている、と思ったら、
とるにたらない「日々のお弁当」が、
普段とはほんの少し違ってみえ、
つかの間、しみじみと感じ入ってしまったのでした。




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 広島、8月6日のお弁当  (08/06)
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ジャンル : グルメ

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2015年3月下旬より、
しばらくお昼寝 (´-ω-)zZZ

*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*

息子は 中高一貫男子校の中学3年生。
関東在住です。
どうぞ、くつろいでいってください ♪

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