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「大1ギャップ」も!~大学中退の7割、1年目に原因~

「中1ギャップ」 をテーマにした記事を、1月下旬に書きました。

中1ギャップとは、小学校から中学校に進学した際、
新しい学習環境や生活にうまく適応できず、
不登校や非行などにつながる問題をいいます。

記事を書いたあと、
「中1ギャップ」があるなら、「高1ギャップ」も !? と思い
調べたところ「高1クライシス」という問題が
教育界でも注目され始めていることがわかり、
「高1クライシス*中1ギャップ*小1プロブレム」 の記事へと発展しました。
 

   3471510.gif 小1プロブレム
     ↓
   3471519.gif 中1ギャップ
     ↓
   3471524.gif 高1クライシス

     ↓
     ↓
   3503979.gif 大1 ○○○


こうなってくると、「大1ギャップ」的なものも当然あるのでは !? とも。
実際、コメントで そのようなお話をくださる方もいらっしゃいました。


─── と、その直後に「大1ギャップ」を裏づけるような、
新聞記事が掲載されました 156035.gif


毎日新聞の1月31日付、2本の記事です。

 大学中退:文科省が全国調査へ 年6万人以上、防止策検討

 大学中退:7割「1年生でつまずき」



            



1671655.gif 記事によると、「大学の中退問題」は、
これまで 学生募集に影響するため タブー視され、
公式データがなかったそうです。

ところが、非正規雇用の社会問題とからみ、
今年度から文部科学省が、全ての大学を対象に、
本格的な実態調査に取り組むことになったとのこと。


244552.gif 中退者は、年間6万人以上と推測されており、
その主要因は、経済面よりも、学習、学力面にあり、
「7割近くは、大学1年の段階で何らかのつまずきがある」。


すなわち、中高同様、大学についても「1年目のギャップ」が
見過ごせない大きな課題となってきているのです。



            



3619854.gif 記事を読んでいて、へぇ~と思ったのは、  
中退問題が、大学にとってあまり触れられたくない領域というのは、
想像の範囲内だったのですが、
大学にとっても中退者が多く出ることは痛手だということです。

中退者が出ると、当てにしていた学費が入らず
経済的な損失につながるからです。

入試で合不合を区切ったあと、
途中学年次に、中退者が出たからといって、
学生の追加募集なんていう話は聞いたことありませんし。

実は大学にとって、中退者を出さないことは
隠れた重要テーマだったんだな、とあらためて思いました。



            



67052.gif 「大1ギャップ」的な状況を受けて、
中学・高校レベルの学び直し授業や
担任制の導入、保護者会を開くなど、
取り組みを始めている大学もあるようです。


中でも興味深かったのは、
中退者数や中退率を公表する大学も出てきたことです。
記事で取り上げられていた、
武蔵大学 のデータを見てみました。

武蔵大学では、退学・除籍者数 、中退率のほか、
留年者数も公表しています。



その情報公開の姿勢に好印象は受けたものの、
正直、数字をどう読めばいいのか。
1671655.gif 「私立大学の中退率は3%前後」と毎日の記事の中に書かれていたので、
その比較で見ていくくらいしか、思い浮かびませんでした。

今後、文科省のデータが公開されていくと、
数値の多様な見方ができていくようになるのかな、と思います。

また そうすると、大学選びの指標の中に 中退率の低い大学とか、
中退者を出さない面倒見のいい大学といった ことなども
新たに出てくるのかな、と思ったり。


 文科省の、最初のデータとなる、
2012年度分は、来月 3月末までに集計予定となっています。





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 小1プロブレム・中1ギャップ・高1クライシス・大1ギャップ 関連記事リンク

「中1ギャップ」という言葉 ~どう乗り越える?~ (01/23)
 高1クライシス*中1ギャップ*小1プロブレム (01/26)
「大1ギャップ」も!~大学中退の7割、1年目に原因~ (02/10)

 中学でなぜ成績が下がるのか? ~中1「2学期の壁」~ (12/29)

「中高一貫校生活・息子たちの自立、思春期」 テーマ別記事リンク一覧


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テーマ : 大学受験
ジャンル : 学校・教育

Comment

No title

最近、思うのですが、「大学」ってそもそも何をするところなのでしょうか・・・。何をするために「大学」に行くのでしょうか・・・。「大学」に何を求めて大学に行かせるのでしょうか・・・。大学全入時代を迎えて、「昔とは違う!」と言われますが・・・。

ちなみに、学校教育法では
------------------------------
第八十三条 大学は、学術の中心として、広く知識を授けるとともに、深く専門の学芸を教授研究し、知的、道徳的及び応用的能力を展開させることを目的とする。
2  大学は、その目的を実現するための教育研究を行い、その成果を広く社会に提供することにより、社会の発展に寄与するものとする。
------------------------------
となっています。
ちなみに高等学校は、
------------------------------
第五十条  高等学校は、中学校における教育の基礎の上に、心身の発達及び進路に応じて、高度な普通教育及び専門教育を施すことを目的とする。
第五十一条  高等学校における教育は、前条に規定する目的を実現するため、次に掲げる目標を達成するよう行われるものとする。
一  義務教育として行われる普通教育の成果を更に発展拡充させて、豊かな人間性、創造性及び健やかな身体を養い、国家及び社会の形成者として必要な資質を養うこと。
二  社会において果たさなければならない使命の自覚に基づき、個性に応じて将来の進路を決定させ、一般的な教養を高め、専門的な知識、技術及び技能を習得させること。
三  個性の確立に努めるとともに、社会について、広く深い理解と健全な批判力を養い、社会の発展に寄与する態度を養うこと。
--------------------------------
なのだそうです。「大学」が「大学」であり続けるためには「高校」にがんばっていただく必要があるのでは・・・、と感じる今日この頃です。

No title

大学に入学する方法が入学試験だけでなく、AO入試や推薦入学など、とことん勉強せずに合格を勝ち得て入学をする生徒が増えたことも原因だと思います。

ただ、塾講師として高校生の指導に困ることが、将来何を仕事にして生計を立てたいか、大学でそのために何を学ぶべきかを考えられない生徒が多いのです。
何人もの生徒に職業というものを語り、彼らの進学先を助言してきました。皆、同じように助言をするのですが、「分からないんです」の一点張りの子も多いです。最近の衝撃事実は、親の中には「MARCHなら、どの学部でも良いから一番偏差値の低いところを選びなさい」と言った方もいるのです。

大学に進学する目的は将来どのような仕事をしたいかで然るべきであると考えるのですが・・・・・・。

郁の母 さん、コメントありがとうございます。

今回、中1ギャップの記事の延長上で、大学にまで到達しましたが、
我が家の大学進学はまだ少し先のため、
大学の中退問題は、正直あまりピンときていませんでした。
しかし、あらためてネットなど見てみると、実に大きな社会問題になっているんですね。
再認識しました。

また、
今回の記事を書くため、大学生ってそもそもどれくらいの人数いるのだろうと、調べていたところ、たまたま出てきた文科省の資料の中に、「大学全入と高等学校教育・大学教育の新たな課題」という項目があり、
「高等学校では、これまでのように、大学の入試の存在自体が
 大学進学希望者の学習意欲を喚起し、
 高等学校の授業と相乗して、学力を定着させることが困難になりつつある」
という文に遭遇。全入時代が、教育全体にも影響をおよぼす、
実に大きな問題をはらんでいることにも、あらためて気づかされました。

郁の母 さんのおっしゃる通りだな、と思います。
大学の本来あるべき姿と、それを保つためにはどうすればいいのか。
大学全入時代を迎えて、大学の存在が変質していくなか、
あらためて問い直し、前進させていかないといけない、とても難しい課題だなと感じました。

SuzyHill さん、コメントありがとうございます。

> 大学に入学する方法が入学試験だけでなく、AO入試や推薦入学など、
> とことん勉強せずに 合格を勝ち得て入学をする生徒が増えたことも原因だと思います。

最近は、大学入試のかたちもかなり多様化しているみたいですね。
中学受験にあてはめて、振り返ってみると、学力の問題に加え、
「どうしても、この学校」と思いこみながら受験勉強する、あの時間も
大学への思いを醸成させていく 大事な時間だったといえるのかもしれませんね。

> 最近の衝撃事実は、親の中には「MARCHなら、どの学部でも良いから
> 一番偏差値の低いところを選びなさい」と言った方もいるのです。

いつの時代にも、この手の親はいますけれどね。う~む、、、

> 大学に進学する目的は将来どのような仕事をしたいかで然るべきであると考えるのですが・・・・・・。

私も高校時点では、明確な職業イメージは描けなかったので、
生徒さんたちの気持ちも少しわかります。
でも、だからといって「わからない」で止まるのではなく、考えることは必要ですし、
とりあえず漠然とした憧れからでも、
自分で考え、自分で、一歩踏み出していくことが大事なのかな、という気がします。

No title

高1クライシスに恐れを抱きつつも、目の前の高校受験に必死になってる我家としては、
「大学に入ってもキャップがあって中退しちゃうかもしれないの~?e-350」というようなお話でした(^_^;)

今までにもこういうことはあったけれど、情報が公開されたり、世間で問題視されなかっただけなのか。。。
あるいは今時の子供達が成長の色んな段階で、変化というか困難を乗り越えていくだけの精神力が足りなくなってきているのか。。。
考えさせられてしまいますねe-441

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Re: マミマミ さん

「クライシス」とか「ギャップ」とか、怖いワードの記事が続き、
すみません (・∀・;)

大学中退は昔からあったのでは、と私も実は初め思いましたが、
大学というものが私が学生だった頃と、様子がだいぶ変わっているようで、
非正規雇用の問題とも関連して、見過ごせない問題となってきたようです。

記事を書いたあと、中退関連の情報をみると、
実に多くいろいろなことが語られているようです。
また各大学、かなり色々な取り組みを始めてもいるようです。

大学は入試制度をはじめ、ずいぶん様子が変わってきているみたいで、
少しずつそうしたことも 知っていかないといけないのかな、と今回思いました。

Re: 鍵コメさん

コメントありがとうございます。了解いたしました。
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プロフィール

*siesta*

Author:*siesta*
*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*

2015年3月下旬より、
しばらくお昼寝 (´-ω-)zZZ

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息子は 中高一貫男子校の中学3年生。
関東在住です。
どうぞ、くつろいでいってください ♪

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