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高1クライシス*中1ギャップ*小1プロブレム

前回 、中1ギャップをテーマに記事を書きましたが、
「小学校 → 中学校」よりも「中学校 → 高校」のギャップの方が大きかった
というコメントをいただき、「あらっ」と思いました。
というのも最近 同じような話を、
まったく別の方から聞いたばかりだったからです。

で、思いました。

5416.gif 小学校に上がるときの「小1プロブレム」 、
 (小学校に入学したばかりの児童が、授業中に座っていられなかったり、
  集団行動がとれなかったりといった状態が続くこと)


中学校に上がるときの中1ギャップという言葉があるのであれば、
高校に上がる際の「高1ギャップ」的な言葉もあるのではないかなと。

調べてみましたところ、
「高1クライシス」という言葉がひっかかってきました。

「高1クライシス」は、高校の中退、不登校の約半数が
1年生に集中していることから、 こう呼ぶ
ようです。

ただし、この手の言葉は、メディアやどこかの業界が
ある現象に言葉をあてて、 大きく見せようとするケースと、
重要な問題が潜在化していて、言葉が十分に知られていないケース
とがあるような気がします。

「高1クライシス」がいずれのパターンなのかは
正直、現時点では判断しきれません。


             



「高1クライシス」については、まだ情報が少なく、
 公的なものでは、
北海道教育委員会が「中1ギャップ」と「高1クライシス」を重視。
その未然防止事業をたちあげ、具体的な取り組みの報告を
インターネットにもアップしています。こちら

また、昨年愛知県での、
教員の研究会で発表されたテーマに「高1クライシス」
があったようです。その一部を抜粋すると、

「高1クライシス」と呼ばれる高校1年生での学校不適応は,
心理的には,それまでの自己像が入学した高校では受け入れられないために起こる
「優等生の息切れ型」と考えられる例がある。
同時に,社会学的に不登校をとらえた「ボンド理論」から考えると,
わずかなことによって切れてしまうほど
もろい学校と生徒とのつながり方が明らかになる。


専門用語が使われていて、わかりにくいですが、
たぶん こういうことかなと思いました。


             



「クライシス=危機」はずいぶん刺激的な言葉ですが、
「高1ギャップ」は当然、あるのではと思います。 3471510.gif3471519.gif3471524.gif
中学受験して進学した子たちにも共通する部分があるような気もします。


273428.gif 一つには、徒歩圏内の地元を離れ、
それまで地元で構築してきたのとは別の、
新たな人間関係の中に入っていかないとけない。
さらに、親や地元との結びつきやネットワークは、
小中学校時代に比べると薄くなり、庇護下から離れることになります。



             



また、これは勉強に限らず、スポーツなど他分野にも共通するかと思いますが、
高校では選抜された、より広い世界に入っていくことも多いかと思います 

そうしたときに、それまで「できる」とずっと見なされてきたのが、
自分以上に「できる人」がいたり、 自分が「普通」のなかに埋没してしまう。
そこで揺らぐ自信やアイデンティティをどう再構築していくのか。
思春期という時期も重なって、しんどいところかもしれませんね。

そうした揺らぎは、大人になっても とらわれますが、
やはりそこで自分を救うのは友だちや仲間だったりするのかな、と思ったり。
優劣ではない、なにか自分らしさを 一つでも認めて、受け入れてもらえれば、
どうにかやっていけるのではないか。

人は 人の中で生き、活かされ、生きていくのではないかな。


ふと、そんなことを あらためて思いました。




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高校となると、ん十年前の、自分の経験しかなく、
情報も限られており、
足らない部分や甘い部分も多いかもしれません……<(_ _)> 




*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*


 小1プロブレム・中1ギャップ・高1クライシス・大1ギャップ 関連記事リンク

「中1ギャップ」という言葉 ~どう乗り越える?~ (01/23)
 高1クライシス*中1ギャップ*小1プロブレム (01/26)
「大1ギャップ」も!~大学中退の7割、1年目に原因~ (02/10)

中学でなぜ成績が下がるのか? ~中1「2学期の壁」~ (12/29)

「中高一貫校生活・息子たちの自立、思春期」 テーマ別記事リンク一覧
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テーマ : 中高生の親
ジャンル : 学校・教育

Comment

No title

crisis, gap, problem と 不安な言葉が並びますね。

つい親は、「もう小学生になったから」「もう中学生になったから」「もう高校生だから」と手を放しがちです。
手を放して、でも、「新しい環境での学習や生活にうまく適応でない子供」に即座に差し伸べる、抱きしめる手を親は準備していなければならないと思うのです。
過干渉にならずに待ちの姿勢で過保護になると言えば良いのかしら・・・・・・・。(親としても塾講師としても難しい課題ですが・・・・)


いつも興味深い記事の紹介をありがとうございます。(うちは読売なので朝日の情報はありがたいです)

SuzyHill さん、コメントありがとうございます ♪

> crisis, gap, problem と 不安な言葉が並びますね。

この手の言葉はインパクト狙いで、時に必要以上にあおるような傾向もあると思います。
gapあたりは、そこでおきていることの置き換えですが、
crisisになると、ずいぶん刺激的で、実態と比べてどうなのか、気になるところです。

> つい親は、「もう小学生になったから」「もう中学生になったから」
>「もう高校生だから」と手を放しがちです。
> 手を放して、でも、「新しい環境での学習や生活にうまく適応でない子供」に
>即座に差し伸べる、抱きしめる手を親は準備していなければならないと思うのです。

おっしゃる通り、今の時期の親の課題は、
過保護にならず、かといって、無関心・不干渉にならず、という距離感でしょうね。
子どもが自分で泳げるようにならないといけないけれど、
溺れかけていたらすぐに手をさしのべられるよう見守るみたいな。

そして何があっても、最後まで肯定し続けてあげることなのかな、
という気がしています。


> いつも興味深い記事の紹介をありがとうございます。
> (うちは読売なので朝日の情報はありがたいです)

そう言っていただけると、嬉しいです。
前回だけのつもりが、思いがけず2回続けて、重いテーマというか、
私の手にあまる、難しいテーマになってしまいました。
お付き合いいたただき、有難うございました。

うちは朝日なので、読売で何かいい情報がありましたら、
よろしくお願いします (。・ω・)ノ

おはようございます。

おはようございます。こちらは雪です。息子も、
一人で街中の学校に行きます。娘達は、長女は最初は、一人で学校行きましたが、次々に妹達が、入学したので親としても安心でしたね。
田舎育ちなので、都会の男の子達と上手くやって
行けるのかと毎日心配です。私も女子校出たから
娘の学校の事は解るけど、男子校は未知の世界です。またいろいろ教えて下さいね。

No title

現中1で高校受験予定の娘をもつ身としては、「高1クライシス」が一番気になります~(><)e-330

よく中学受験なさったお友達のママ友さんから伺うんですけど、
公立小ではほぼオール5で、学年トップが当たり前だったお子さんが、
難関の進学校に進学されると、成績が中の下になることも多いとか。。。e-351

娘の場合も高校は「受験」を通り抜けてきて、
自分とほぼ同じ学力の方ばかりの学校に進学するわけですし、
中高一貫校に高校から入ることになると、
カリキュラムが先に進んでいる「内部進学生」の方との学力の差に
更に苦労することになるのではないかと。。。e-263e-263e-263

勉強に限らず、小・中・高はどの段階でも、今までと環境がガラッと変わることが多いですから、
子供達も新しい環境に順応していくのが大変だということですよね(^_^;)

Re: おはようございます。

黒太郎さん、こんにちは(^O^)
入学は決まったものの、学校生活をうまくやっていけるのかしら、
という不安を抱えていらっしゃる保護者の方々は、けっこういらっしゃるかもしれませんね。
でも、案ずるより産むが易し です。
今は小学校の最後の時間を楽しく、充実されることに、専念されて大丈夫だと思いますよ(*^_^*)

マミマミさん、コメントありがとうございます (^o^)

入学時、学校側がまず言っていたのは、
入試を経て同じ学力の生徒たちが集まっているわけだけれど、
学校生活では、この中でトップから最後まで順位がつくことになる。
けれども、親は、相対評価でなく、絶対評価の中で判断してほしい、
ということを言っていました。
赤点となると、慌てますけれどね… (;'∀')


> 勉強に限らず、小・中・高はどの段階でも、今までと環境がガラッと変わることが多いですから、
> 子供達も新しい環境に順応していくのが大変だということですよね(^_^;)

そうなんですよね。でも逆に、環境が変わらないことによる弊害もあるようです。

今回、記事を書いていて、へぇーと思ったのは、
小中一貫校の課題について挙げられていたのが、
小中一貫によって「中1ギャップ」は解消されるものの、
「小学校高学年(6年生)がリーダーの役割を果たせない」
「中学1年生にあたる7年生に、中学生の自覚を持たせる工夫が必要」でした。

また「高1クライシス」の未然防止プログラムの導入事例で挙げられていた、
北海道の高校の中には、同一中学から7割の生徒が進学している学校がありました。
普通に考えると、ギャップはないのでは? と思うのですが、
「人間関係の固定化」によってもたらされる問題が逆に色々あるようです。

なかなか難しいですよね… (・∀・;)

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このコメントは管理人のみ閲覧できます

Re: 鍵コメさん

貴重なコメント、ありがとうございます。

「大1ギャップ」もあるということですね。
環境が変わり適応することも大変ですが、
1つ前のコメ返でも書いたのですが、
環境が変わらない=人間関係の固定化も弊害がある、
ということで難しい問題だな、とあらためて思います。

そういう意味では、中1ギャップの記事で引用しました、
中学校教諭の「制度をやみくもに変えて、ギャップをなくす方向ではなく、
ギャップを乗り越える力こそ育むべき」というのは結構大事な視点
なのかもしれませんね。

ハードなテーマでしたが、私にとっても勉強になりました(..;)

本当に*siesta*さんのブログって、お勉強になりますね^o^
で、高校生になってのギャップの方が、大きく感じて…とコメントしてましたが、高校生のはギャップじゃなくて、クライシスって言うのね、フムフム、初めて知りました〜
確かに、中学時代の自分像が、新しい高校生の生活で表現出来なくてスランプになる…みたいな所はありそうですよね。
その点、中、高一貫校は良いですね。お友達もみな同じですものね。
うちの長男は、中学、高校、大学と続いてる附属の高校に上がりましたが、やはり、高校で出来たお友達は、附属から上がって来た子より、高校から新規で入ってきた子の方が、多かったかな〜?多分…だけど。
*siesta*さんちの息子くんは、高校生でのギャップ、感じちゃうのかな?どうでしょうね…

tomo さん、コメントありがとうございます (^o^)

tomo さんにいただいたコメントをきっかけに、記事にさせて頂きました。
有難うございます m(・ω・m)
2回続けて、ちょっと重い話題になってしまいましたが、
お付き合い頂き感謝です。

附属校とか一貫校は、ギャップがないという、利点はあるものの、
その一方、節目節目の自覚みたいなのが持ちにくかったり、
人間関係が固定してしまうことでの弊害もどうやらあるみたいです。

息子の場合は、部活が中学と高校とでは別なので、
そこで中学と高校の切り替えはひょっとしたらできるのかな、と思っています。
人間関係は、部活の仲間が核になってきっと6年間いくんだろうな、
という気がしています。
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プロフィール

*siesta*

Author:*siesta*
*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*

2015年3月下旬より、
しばらくお昼寝 (´-ω-)zZZ

*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*

息子は 中高一貫男子校の中学3年生。
関東在住です。
どうぞ、くつろいでいってください ♪

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